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アロマセラピーって何?
アロマセラピーと聞くと匂いをかいでリラックスするやつでしょ?って私はそう思ってました。
ここでは少しずつアロマセラピーというものを一緒に知っていきましょう!!
まずは・・・
アロマセラピーって一体何?
アロマテラピー?アロマセラピー?一体どっち?
「Aromatherapy」をフランス語で「アロマテラピー」、英語では「アロマセラピー」と言われています。
「アロマテラピー」という方が日本では一般的ですが、英語読みの「アロマセラピー」は本来の正しい発音に近く、医療の世界では「アロマセラピー」に統一されているそうです。
そもそもそのアロマセラピーとはAroma (香り)とTherapy (治療・療法) を合わせた言葉から生まれました。
この言葉は、フランスの科学者、ルネ・モーリス・ガットフォセにより作られ、1928年に発表された彼の著作の中で使われたのが最初とされています。
アロマセラピーは日本語で「芳香療法」と訳されていて一般的には植物から抽出された【精油】を利用して
心身のバランスを整え、心と体を元気にするという自然療法の一つと捉えられています。
アロマセラピーを広い意味で2種類に分けると
香りによって心身に働きかけ、リラックス効果や体調不良の改善などを目指すというもの
もう一つは精油の効果を直接皮膚から取り入れることによって効果を出すというものという2つに分かれています。
花や樹木や果実などの植物から抽出された天然の精油(エッセンシャルオイル)を用いて、
植物の持つ生命力やエネルギーを体内に取り込み、心や身体の不調を改善し、バランスのよい状態へと導くものです。
⇒精油(エッセンシャルオイル)って何?
「フランス式」と言われるアロマセラピー
フランスでは、医師を中心に医療現場で生まれ、自然療法のひとつとして捉えられています。
精油は、医師の処方により、ブレンドされ、皮膚塗布、経口投与、座薬など、健康保険に適用される医薬品として使われていています。
これが「フランス式」と言われるアロマセラピーです。
「イギリス式」といわれるアロマセラピー
精油の取り扱いに関する制約があるフランスから少ないイギリスに渡ったマルグリット・モーリー女史が、
精油を植物油に希釈してマッサージする方法で美容やストレス解消、癒しを目的とするアロマセラピーです。
それでは少しアロマの歴史にも触れてみましょう。
アロマセラピーの歴史
植物が持つ香りの特性を日常生活に取り入れることは、古くから行われていました。
古代から、香りは神からの授かり物とし宗教儀式の中で香木や花などが焚かれていました。
古くは、紀元前3000年頃までさかのぼります。
古代エジプトではすでに、医療の目的や化粧品のために精油を利用していました。
また、ミイラを作るためにシダーウッドやニッキなどを防腐剤として使っていました。
パピルス文書によれば、乳香やオレガノ、コリアンダーといった芳香植物が香料として使用されていました。
そして、紀元前100年頃に絶世の美女といわれたクレオパトラが、香料、とくにバラを好んで入浴や香水に使ったというのは有名な話です。
西暦100年になって、ギリシャの医師ディオスコリデス氏が600種以上の植物に関する「ギリシャ本草」を記しました。
10世紀にペルシャの医師兼錬金術師だったイブン・シーナ氏(ラテン名アヴィケンナ氏)がバラの精油を蒸留により抽出したことで水蒸気蒸留法が発明され、精油の蒸留法が確立されました。
14世紀には、芳香植物を油に入れて加温し、その成分を浸出させて使うようになります。
その作り方や油を用いたマッサージ法は、現在のアロママッサージの基準となっています。
また、アルコールを使ったローズマリーウォーター(現在の化粧水の原点)は、ハンガリーの王妃エリザベートが高齢になってから、若返りの水として洗顔の時に愛用していたといわれます。
1664年、ロンドンでペストが大流行し、そのとき香料がもっている殺菌消毒効果が世の中に広く認められました。
その後、19世紀に入って、合成化学薬品の登場により、アロマオイル(精油)が影をひそめてしまった時代もありましたが、
第2次世界大戦のとき、フランスの軍医であった、ジャン・バルネが、戦場でアロマオイル(精油)を使ったことを機に、その価値が認められるようになり、理論として確立されてきました。
また同じくフランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセ氏は実験中にやけどを負い、そばにあったラベンダー油にとっさに手を浸し、その回復経過の早さに驚き精油の研究を続け、
1928年に「芳香療法」という本を出版しました。
その中で、芳香物質(精油)を用いる自然療法を「アロマセラピー」と名付けました。
一時、進歩した西洋医学や薬学の陰に隠れて衰退したアロマセラピーですが、自然回帰の声の高まりとともにその価値が再評価されました。
日本にアロマセラピーが本格的に紹介されたのは、1985年に英国のアロマセラピー研究家のロバート・ティスランド著「アロマセラピーの理論と実際」の翻訳が紹介されてからで、
その後日本で一時的にブームになり沈静。
そして10年程経ち1995年頃からまたブームが再燃し今に至ります。
精油って何?
“精油”は“エッセンシャルオイル”とも呼ばれています。
アロマセラピーに使われるものにはエッセンシャルオイルの他にキャリアオイル、アロマウォーターがあります。
精油には4つの性質があります。
●強い香りがする。(⇒コレを芳香性)
●空気中に放置しておくと蒸発する。(⇒コレを揮発性)
●水より軽く、水に溶けにくいが、油には非常によく溶ける。(⇒コレを親油性又は脂溶性)
●可燃性があり、引火しやすい。(⇒コレを可燃性)
精油の正体って一体何?
精油の正体とは“数十〜数百種類もの天然の化学物質が組み合わさって出来た有機化合物”です。
難しいですね。。。
簡単に説明すると
私たちが普段口にすることのある柑橘系(オレンジやグレープフルーツなど)の果物の皮の表面をジッと見てみると
透明感のある小さな粒がありますよね?
この粒の中にあるものが精油の正体なんです。
精油は別名「植物のホルモン」とも呼ばれていて、それは植物が生きていくうえで必要不可欠なものです。
植物は、根から水分や栄養を吸収し、葉にたくさんの日光を浴びて育っていきます。
大地や太陽からのエネルギーをたくさん吸収してそのパワーが詰まったものが精油といっても過言ではありません。
精油は,古代エジプトの時代から医薬,農薬を始め,殺菌,化粧などにも使われ,
精油の放つ芳香は心身のリラクセーションにも使用されています。
また,精油を使ってのマッサージは手軽に効果的に実践でき、いろいろな病気の治癒としても広く使われています。
このように精油は、アロマセラピーには無くてはならない欠かせないものなのです。
そんな自然の力がたくさん詰まった精油は上手に使えば私たちの心身にすばらしい効果をもたらしますが、
どんなものでも使い方を誤ると危険を伴うこともあります。
ですから十分な知識をもって取り扱うことが大切なのです。
精油を選ぶ時に最も大切な事は
1)芳香植物から抽出された,100%純粋な精油である事です。
2)ラベルの品名,学名,原産国,抽出部位,抽出方法などを確認する。
3)有機農法で栽培されているか,すべての含有成分の分析データが開示されているか
精油にはたくさんの種類があるので,
まずは自分の好きな香りを見つけ使ってみて、徐々に用途に合せて種類を増やしていくと良いでしょう。
また精油には使用期限があるので、初めて購入するときは出来るだけ容量の少ないものを選ぶといいでしょう。
精油(エッセンシャルオイル)の働き?
精油が体内に働きかける経路というものには3つのプロセスがあります。
◆3つのプロセス◆
◆鼻から大脳へ
精油の香りの成分は、香り分子として伝わって、鼻の奥にある嗅上皮に届きます。
親指の爪ほどの大きさのこの粘膜で、香りの分子はその情報を信号に変えて大脳に伝えます。
大脳の中心部には大脳辺縁系と呼ばれる、人間の感情や本能を司っている部分があります。
辺縁系の周囲にある、創造の場と呼ばれる大脳新皮質にもその刺激が伝わり、さらに視床下部や脳下垂体にもその情報は伝わっていきます。
この結果、自律神経系やホルモン系、免疫系の働きを調整し、心と身体に影響を与えることが解明されつつあります。
香りによって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、しゃきっとしたり、その香りによる影響はさまざまです。
◆鼻から肺へ
鼻から入った香りの成分で嗅上皮に届かなかったものは、喉を通って気管や気管支、肺へ運ばれます。
肺は呼吸によって入ってきた酸素を血液に取り入れている場所なので、香りの成分もその流れによって毛細血管から血液に入り込み、全身へと運ばれます。
◆表皮から皮下組織へ
精油を植物性油脂や大量の水で希釈して、肌に用いるときのプロセスです。
皮膚には体内の老廃物を排出する役割と酸素や栄養を取り入れる役割があります。
キャリアオイルで希釈された精油の成分は皮膚の表皮と真皮の間にあるバリアゾーンと呼ばれる保護膜にまで浸透し、さらに下の組織にも浸透することができます。
そうして全身にその効果が行き渡っていきます。
精油の成分は抗菌作用や代謝を促進する作用、ホルモン調整作用が肌だけでなく身体全体に働きかけ、身体の内側から肌を美しく保ってくれているというわけです。
エッセンシャルオイル(精油)を上手に使うために、 次のようなところに注意してお使いください。
エッセンシャルオイルの危険性や毒性について知っていきましょう。
“毒”って言われると何だかちょっと怖いですね。。。
●アレルギーテスト(パッチテスト)をすること。
⇒パッチテストのやり方
●精油の原液を直接肌につけないこと。
エッセンシャルオイル(精油)は、原料となる植物が抽出されるときに、自然の状態よりも、とても濃縮されていて、刺激が強くなっています。
必ず、キャリアオイルや水、アルコールなどで希釈して使ってください。 ラベンダーの精油だけは、原液で使用できるといわれています。
マッサージに使うときは、成人の場合で、フェイスマッサージの場合1%以下、からだの場合2%以下に希釈してください。
その場合も、パッチテストは必ずするようにしましょう。
☆原液が肌についた!
直ちに大量の水で洗い流してください。
早ければ早いほど、良いです。
万が一、ついた部分に何かしらの異常が、刺激や発赤、
また発疹のようなものが皮膚に見られた場合は
すぐに病院で診察してもらおう。
☆目に入った!
すぐに大量の水で洗い流して、
その時、絶対に目をこすらないように!
そしてすぐに病院で診察してもらおう。
●絶対に精油を飲用しない
内服療法で海外の専門家の指導の元で行う場合もありますが、これは例外的な方法です。
☆飲んでしまった!
口の中に残っているかもしれないので
すぐに大量の水で口をすすいでください。
飲んでしまったからといって無理に吐いたりしては×
吐く事で余計に粘膜を傷つけてしまう可能性があるのです。
飲んでしまったらすぐに病院に行こう!!
その時に忘れずに誤って飲んでしまった精油の名前と量を
きちんとメモして持参してください。
【そのまま精油の瓶を持って行っても○】
●保管場所と使用期限に気をつけること。
●乳幼児・妊娠時には特に気をつけて精油を選ぶこと。
3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外は使用しないようにしましょう。
また、3歳以上の子供でも、大人より少ない量で使ってください。
特に、次のエッセンシャルオイル(精油)は注意が必要です。
ユーカリ・ヴィニナリス、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ポリブラクティアCT1
●光毒性のある精油を使ったあとは直射日光にあたることは控えましょう。
柑橘系果実の皮を圧搾した精油、アンゼリカ(シード)、アンゼリカ(ルート)、オレンジ・ビター、クミン、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなどは、肌につけて紫外線にあたると、シミなどのお肌のトラブルを起こすことがあるので、肌に使用したあと、12時間以内は、紫外線にあたらないようにしましょう。
●妊娠中は使用できない精油
・クラリーセージ
・スィート・マジョラム
・クローブ
・バジル
・シナモン
・フェンネル
・ジャスミン
・ペパーミント
・タイム
・ローズマリー
●子供には使用できない精油
・クローブ
・シナモン
・ジンジャー
・タイム
・バジル
・フェンネル
・ペパーミント
・レモングラス
・ローズマリー
●てんかんの人は使用できない精油
・フェンネル
・ローズマリー
●高血圧の方は使えないアロマオイル(精油)
・ローズマリー
●生理中は使わない方がいいアロマオイル(精油)
・クラリーセージ
・クローブ
・シナモン
・スィート・マジョラム
・フェンネル
・ミルラ
●敏感肌の人は、注意した方がいいアロマオイル(精油)
・イランイラン
・ジュニパー
・スゥイートマジョラム
・ゼラニウム
・ティートリー
・ベルガモット
・メリッサ
・レモングラス
・アジョワン
・オレガノ
・クミン、
・シナモン(樹皮)
・シナモン(葉)
・シナモン・カッシア
・パラシメン
・ウィンター
・ロベジ
・クローブ
・ジャスミン
・ジンジャー
・タイム・チモール
・パイン
・バジル
・オレンジ・スィート
・フェンネル
・ブラックペッパー
・ペパーミント
・ベンゾイン
・レモン
・レモングラス
もしも困ってしまったら・・・
●(財)日本中毒情報センター<中毒110番>
●医療機関専用 有料電話
..
精油の抽出方法
植物の葉を指でこすると、指に香りがつきます。
その香りが精油(エッセンシャルオイル)の基となるものです。
精油の抽出方法には3つの方法があります。
@ 水 蒸 気 蒸 留 法
ローマ時代に開発された精油の抽出法で最も一般的な抽出方法です。
精油の原料となる植物を入れて蒸気を発生させ加熱し、
そこから出る香りの蒸気を冷却することで中の水蒸気を液体に変えます。
この液体のうち、油分は水より軽いので上部に浮き、下部には蒸留水が出来上がります。
この油分を集めたものがエッセンシャルオイル、水分はハーブウォーター(フローラルウォーター)として化粧水などに使われます。
A 圧 搾 法
主に柑橘系精油の抽出に用いられます。
これらの精油は、果皮の色の付いた部分に含まれており、
この果皮をつぶして絞り出した液体から精油を取り出します。
他の抽出方法と違い、化学変化は起こっていないので、
正確には”エッセンス”と呼ばれています。
またこの方法では、熱を加えることなく精油を抽出するので、
他の抽出法で採られた精油より変質しやすいため保存期間が短いです。
⇒エッセンスについて
B 溶 剤 抽 出 法
薬剤を用いる比較的新しい抽出法で、香油の抽出プロセスと似ています。
ヘキサン・石油ベンゼンやエーテルなどの有機溶剤に原料を漬け、
精油成分を溶かしだした後、溶剤のみを取り除いて精油を抽出する方法です。
これよりもう少し高価な抽出方法に「アンフルラージュ(冷浸法)」というものもがあります。
又、この方法で抽出された精油をアブソリュートと呼びます。
きわめて濃度が高く、強い香りと治癒力を持っているので、主に芳香浴として用いマッサージトリートメントには適しません。
⇒アブソリュートについて
エッセンス
植物が生産するもので、このエッセンスを蒸留すると精油になります。
蒸留の時の熱の影響と、空気、水蒸気に触れること(これによって治療的な価値が微妙に高まると言われています)によって化学変化を起こします。
精油=エッセンスというイメージがありますが、厳密にいうと違います。
エッセンスというのは生の状態(何の処理もされていない)と言うことです。
柑橘類の果皮を圧搾して抽出したものはエッセンスです。
アブソリュート
冷浸法(アンフルラージュ)、有機溶剤法で得た精油をさす言葉です。
極めて濃厚で強い香りと治癒力を持っているので、一般的に低濃度で用いることが必要です。
よく使われるものでは、ジャスミン・ネロリ(オレンジ花)・ローズがあります。
有機溶剤で抽出される「フランキンセンス・ベンゾイン・ミルラ」などの樹脂製の物質の時には『レジノイド』と言います。(あくまでも有機溶剤法で採られたもので水蒸気蒸留法で採られたものは含まれません。)
レジノイドは口に入れるもの(歯磨き・マウスウォッシュ・うがい等)には使わないで下さい。
精油の正しい保存法
保存期間は一般に
柑橘系の精油なら開封後約半年、それ以外の精油は未開封なら約2年,
開封したら1年程度が品質保持の目安です。
また保管するときは酸化すると品質が変化するので遮光性のビンに入れ、
直射日光の当たらない、風通しのよい、冷暗所に保管して下さい。
ワインセラーなどがもしあれば利用するといいでしょう。
精油を保存するのにアロマセラピー専用クーラーというグッツもあります♪
また夏場は精油を冷蔵庫に保管しても、
精油は揮発性が高いのですぐに蒸発してしまいます。
使用後は必ずふたがきちんと閉まっているか確認をしましょう。
精油の保存には湿気や火気も厳禁です。
キャリアオイルはアロママッサージには欠かせないアイテムです。
精油は植物の有効成分を濃縮したものなので、原液のまま肌に使う事はトラブルの原因になります。
そこでこのキャリアオイルに精油を垂らしてマッサージ用のオイルを作るのです。
キャリアオイルは肌の奥深くにエッセンシャルオイルが浸透するのを助けることから、「キャリア(運搬する)オイル」と呼ばれています。
また、精油を薄めるときに使う植物性油脂、つまり土台とするオイルという意味で、”Base(基盤・土台) oil”、「ベースオイル」とも呼びます。
キャリアオイル(ベースオイル)
@希釈の役割
エッセンシャルオイルは、必ずベースオイルに希釈しなければ使うことが出来ません。
Aキャリアオイルの役割
ベースオイルは肌への負担を軽減し、エッセンシャルオイル成分を肌の深部まで
浸透させ、血管やリンパまで送り届ける役割があります。
B相乗効果
ベースオイルそのものが植物の有効成分を含んでいるため、肌や体の状態に応じてベースオイルを選択することで、
効果をさらに高めることができます。
アロマセラピーで使用されるキャリアオイルは、違いからふたつに分けられます。
軽いタッチでさらさらした質感で、精油と混ぜ合わせてそのまま使うことの出来るオイルと、粘りけが強く個性的で、その他のオイルに10%程度混ぜて使うオイルがあります。
また、室温では固形状で、クリームとして直接肌に付けられる「ベースバター」と呼ばれるオイルもあります。
適正な管理の下保管されたキャリアオイルの寿命は3ヶ月前後くらいです。
もしも・・封を切ったときに油焼けしたような臭いがするキャリアオイルはすでに酸化が始まっていますので製造年月日を必ず確認しましょう。
自分でパッチテスト!!
キャリアオイル5〜10mlに精油を1滴垂らし薄めたものを、二の腕の内側などの肌の柔らかい部分に
十円玉大くらいの大きさで塗ってしばらく放置します。
(体質や精油の種類によって、一時間〜半日位)
注)この時こすってしまうような場合は絆創膏やガーゼを貼って下さい。
その後絆創膏やガーゼを剥がしてみて、皮膚に何も変化が起きていなければ、
その精油はバスやマッサージに使っても大丈夫です!!
もしも精油をぬった場所が赤くなっていたり、かゆみを感じたりした場合は、
その精油は体質に合いませんので、肌に直接触れるような使い方はやめましょう。
捨てるのはもったいない・・・体質に合わなかったものはエアフレッシュナーなどに利用するとよいでしょう。
また、何らかの反応が出た場合はその部分を流水でよく洗い流し、
オイルが肌に残っているようであれば石けんも使って完全に洗い落として下さい。
もし赤くなったり かゆみが出た場合は 何も入れないベースオイルを
塗って精油を薄めてからそっと押さえぶきをして下さい。
精油によってはかなり肌刺激が強く、普通肌の方でも症状が現れてしまうこともあります。
初めて使う精油の場合、量をかなり少なめからはじめるのが安心です。
精油の香りは7つの系統にわけられます。
香りの相性があるので、その相性を参考に精油のブレンドを作ると良いでしょう。
同じ系統の精油の香りは、どこか似たところがあるのでブレンドを作るときに
代わりに使うこともできます。
ハーブ系 ・・・フレッシュな中にも、ほろ苦さがある香り。
ハーブの葉、花、種子から抽出されます。
相性の良い香りは柑橘系と樹木系。
柑橘系・・・誰もが馴染みのある、フルーティーでみずみずしい香り。
柑橘系の果皮から抽出される精油がメインですが、
果皮以外でも香りが柑橘系に近い精油が含まれます。
相性の良い香りはハーブ系、フローラル系。
フローラル系・・・花束に鼻を近づけたような甘く、優しい香り。
花から抽出される精油がほとんどですが、
葉や茎から抽出された精油も含まれます。
相性の良い香りは柑橘系、エキゾチック系。
エキゾチック系・・・非常に甘く、どこか動物的な雰囲気がただよう誘惑の香り。
ヨーロッパ発祥の概念で、抽出材料や部位の特定はありませんが
原料の植物がアジア地域に分布していることでこの名が付きました。
相性の良い香りはフローラル系と樹脂系。
樹脂系・・・重厚で甘い香りが持続します。
その名の通り樹脂(木のヤニ)から抽出されます。
相性の良い香りはエキゾチック系、スパイス系。
スパイス系・・・かすかにピリッとするような刺激のある香り。
料理で使われる香辛料をマイルドにしたイメージ。
実、種、葉、茎、根茎など様々な部位から抽出されます。
相性が良い香りは、樹脂系と樹木系。
樹木系・・・森林浴の時に感じる、すがすがしくフレッシュで心地の良い木の香り。
精油は樹木の皮、枝、葉などから抽出されます。
相性の良い香りはスパイス系、ハーブ系。
くわしくは⇒香りの特徴を見てください。
3つのノート
精油の香りは、種類によって空気に触れてから香りがたつまでの時間や持続性に差があり、
それを精油を分類したものが「ノート」と言われ、3つに分けることが出来ます。
精油同士をブレンドするときは、このノートの違うものを組み合わせると、バランスがよくいつまでも香りが持続します。
「トップノート」・・・
香りが最も早く広がります。香りの持続時間は2〜3時間です。
主に柑橘系や葉、花から抽出される精油です。
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、シトラネラ、スペアミント、レモン、 タンジェリン、パルマローザ、ペパーミント、ベルガモット、レモングラス、 メイチャン(リツエアクベバ)、ユーカリ、レモンユーカリ
「ミドルノート」・・・
トップノートとベースノートの間の香りです。香りの持続時間は3〜4時間です。
主に花や葉から抽出される精油です。
イランイラン、クラリセージ、サイプレス、カモミール・ジャーマン、ネロリ、 ジャスミン、
ジュニパー、ジンジャー、ゼラニウム、ティートリー、 パイン、フィンネル、
プチグレン、マージョラム、メリッサ、 ラベンダー、ローズウッド、ローズオットー、
カモミール・ローマン、 ローズマリー
「ベースノート」・・・
香り立ちがもっとも遅く持続します。香りの持続時間は5〜6時間です。
樹木や樹脂、根から抽出される精油です。
サンダルウッド、シダーウッド、パチュリ、フランキンセンスなど。
香りが早く立つものは、持続時間は短く、逆に遅ければ、香りの持続時間は長くなります。
基本的にはこの3つに分類されますが
トップとミドルの間に位置する香りもあります。またミドルとベースの間の香りもあります。
くわしくは⇒ノート分けを見てください。
アロマセラピーには2種類あるってみなさん知っていましたか?
1つは花やハーブの香りの効果でホッとリラックスするイギリス式「アロマセラピー」
もう1つはフランス式の「メディカルアロマセラピー」
メディカルアロマセラピーとは?
・・・・香りの効果にプラスして、精油を植物油や白樺ジェルで希釈して肌に塗布することにより、
精油の持つ薬理効果を利用し早期に気になる症状の改善を図り、効果を期待するものです。
このメディカルアロマセラピーは
病気とは認められない症状を改善したり、病気ではないけれど不調な体のケアをする医療なんです。
じゃあアロマセラピーとメディカルアロマセラピーって他には何かあるのか?
アロマセラピーは自分の状態だったり、その日の気分や好きな香りによって使う精油が違う
しかしメディカルアロマセラピーは症状を改善するために精油を選ぶということは大きな違いだと思います。
そして現在日本メディカルアロマセラピー協会ではトラブルがあった場合、マッサージだけでなく、使った精油に対しても保険が適応させています。
またメディカルアロマセラピーはスプレーや化粧品にアルコールやエタノールなどは使用しません。
メディカルアロマセラピーでは・バスオイル・親水軟膏・精製ラノリン・グリセリンを使います。
用語リスト
こころとからだへの作用
緩下作用: 排便を促す作用
強肝作用: 肝臓と胆嚢の機能を刺激して働さを促進する作用
強心作用: 心臓を刺激し、活力を与える作用
強壮作用: 体の機能や能力を向上させる作用
筋弛緩作用: 筋肉の緊張を緩める作用
筋肉強壮作用: 筋肉を丈夫にする作用
駆風作用: 腸内に溜まったガスを排出させる作用
血圧降下作用: 血圧を下げる作用
血圧上昇作用: 血圧を上げる作用
血管収縮作用: 血管璧を収縮させる作用
血糖値低下作用: 血糖値を下げる作用
解毒作用: 毒物を中和する作用
解熱作用: 体を冷却し、高い体温を下げる作用
健胃作用: 胃の不調を治し、すこやかにする作用
健康回復作用: 健康を回復させる作用
降圧作用: 血圧を低くする作用
抗アレルギー作用: アレルギーの症状を軽快させる作用
抗ウイルス作用: ウイルスの増殖を抑制する作用
抗炎症作用: 炎症、または熱をしずめる作用
抗うつ作用: 抑うつ的な気分を明るくさせ、うつを晴らす作用
抗感染作用: 体内の感染症と闘う、または感染症を予防する作用
抗神経痛作用: 神経痛を緩和させる作用
抗貧血作用: 貧血を予防し、回復させる作用
抗リウマチ作用: リウマチの痛みをやわらげる作用
催淫作用: 性欲を高める、または精力を強くする作用
子宮強壮作用: 子宮を強く健康にする作用
止血作用: 出血を止める作用
刺激作用: アドレナリンの分泌を増大させ、エネルギーを増進させる作用
歯痛緩和作用: 歯の痛みをや和らげる作用
消炎作用: 炎症を鎮める作用
消化促進作用: 消化を助ける作用
消毒作用: 組織の変性を防ぎ、感染を抑止する作用
食欲増進作用: 食欲を促進する作用
女性ホルモン様作用: 卵胞を発育させるホルモンの働きを刺激する作用
頭脳明晰化作用: 脳を刺激し、明晰にする作用
制淫作用: 性欲を抑える作用
鎮咳作用: 咳を鎮める作用
鎮静作用: 興奮を鎮める作用
鎮痛作用: 痛みをやわらげる作用
通経作用: 月経を促し、月経周期を規則的にする作用
血液浄化作用: 血液を浄化する作用
発汗作用: 汗の分泌を促す作用
白血球増殖作用: 白血球を増殖させ、免疫力を高める作用
免疫力向上作用: 免疫力を高めて病気を予防したり直す作用
癒傷作用: 傷からの出血を止めて傷を治す作用
抑うつ作用: 抑うつ的な気分を明るくさせ、うつを晴らす作用
利尿作用: 尿の量を増加させる作用
肌への作用
細胞成長促進作用: 皮膚細胞の成長を促す作用
消散作用:おできなどを治す作用
収斂作用: 皮膚組織を引さ締め、収縮させ、結束させる作用
止痒作用: かゆみを止める作用
制汗作用: 汗の分泌を減少させる作用
デオドラント作用: 匂いを消す作用
皮膚軟化作用: 皮膚を鎮静させ、柔らかくする作用
保湿作用:皮膚に潤いを与え、乾燥を防ぐ作用(モイスチャー作用)
細菌やウイルス、虫などに対する作用
抗細菌作用: 細菌の増殖を抑える作用
抗真菌作用: 真菌(カビ)の増殖を抑える作用
抗微生物作用: 微生物を減少させる作用
殺真菌作用:真菌(カビ)による感染症を治し、真菌を殺す作用
殺虫作用: 有害な昆虫類を殺す作用