ホホバオイル
ホホバオイル jojoba oil
【学名】Simmondsia chinenses
【科名】ツゲ科
【抽出部位】種子
【抽出法】圧搾法
南米原産の潅木、ホホバの実を圧搾して抽出されます。
【色】黄金色
【香り】 ほとんどなし。
【特徴 】
ホホバは、肌への浸透性に優れたオイルであらゆるタイプの肌ケアに使えます。
どのような肌に対しても良く合うことと、極めて品質が安定しており、ほとんど腐敗しないことが大きな特長です。
粘性の低いさらさらした質感で使い易く、スイート・アーモンドオイルと並んで最も良く使用されます。
人間の皮脂に良く似た成分の構造なので、肌に浸透しやすく効果も持続します。
オイルと一般に呼ばれていますが、正確には植物性の液体ワックスで、ホホバワックス(Jojoba wax)と呼ばれることもあります。
10℃前後で固形化しますが、温めると液体に戻ります。
無臭で品質が長持ちすることから、手作り香水や蜜蝋クリーム作りの原料としても、最も適したキャリアオイルです。
50%〜60%ワックス分を含む堅果を砕いて、冷搾法(常温絞り、Cold Press)でホホバオイルを抽出します。
色は綺麗な金色をしています。
無色透明のホホバオイルもありますが、これは精製オイルです。
貴重な成分をそのまま残している未精製のホホバオイルは、必ず金色をしているため「ゴールデンホホバオイル」と呼ばれることもあります。
ホホバは南カリフォルニア、アリゾナ、メキシコ北西部の砂漠地帯で自生しています。
成長の速度が非常に遅く、樹齢15年になってからようやく種子を実らせ始めます。
成木で0.5〜2m程度になり、水分の消失を抑える厚くて固い青緑色の特徴的な葉をつけ、果実は、最初緑色で、茶色に変色した後地面に落下します。
1970年代までは、野生のホホバから種子を採取していましたが、最近では人工栽培されています。
また乾燥地帯でも良く育つことから、砂漠化の進行を食い止めるために植樹されることもあります。
ホホバオイルは、その優れた働きから、シャンプーや石鹸の原料としても使われているほか、
加工により高温でも固形を保つことができるようになるため、口紅やクリームの原料としても幅広く使われています。
メキシコとアメリカ南西部の先住民、プエブロ族は、強い日光から肌と髪の毛を守るために、古くから利用していた他、温めたオイルを病気の際に使用していたと言われています。
また、南米地域の先住民は、ホホバオイルを「金の液」と呼んで、様々な目的に使用していました。
ヨーロッパからアメリカ大陸に渡った初期の開拓移民者は、砂漠地帯でも育つホホバを重宝し、種子を非常食にしたり、火で焙ってコーヒーの代用品としていました。


